渋谷すばるLIVETOUR2015

渋谷すばるLIVETOUR2015を見た。

どうしても今の気持ちを残しておきたいと思った。


すばるくんを好きになって、もう12年。12月が来たら13年、自分の年齢の半分よりも、好きでいた期間が上回る。中学生という多感な時期に好きになった。それから色んなことがあったけど、結局好きという気持ちを引っさげてここまできたのだ。


好きが大きくなると、怖いという感情が生まれる事も知った。ソロライブのDVDが、フラゲ日に届いても開ける事すら出来なかった。入っている公演なのに。一回みて、聞いて、肌で感じてるのに、見るのが怖い、ただそれだけを漠然と思った。


取り入れたい、でも取り入れたらその後自分がどうなるか分からない。昔の彼の面影を見て、今の彼を見て、自分がどういう気持ちになるか分からないのがただ怖い。そして依存性の高いすばるくんの音楽に触れて、また過剰に好きと思うのも分かっている。麻薬のような人だと思う。


こんな異常ととれるような感覚の持ち主でも、極少数の共感してくれる友人はいるわけで。大切な大切な2人のす担。2人がいたから見れた。素敵な時間をありがとう。


DVDを再生して、真っ赤な文字で出てきた「渋谷すばるLIVETOUR2015」の文字。泣いた。めっちゃ泣いた。関ジャニ∞であることにこだわっていた彼が真っ赤な文字で、メンバーカラーの色でオープニングを彩ったから。「一人でライブして、得たものを関ジャニ∞に持って帰りたい」そう言う彼の決意を見た気がしたのだ。そこからは涙腺崩壊という言葉がぴったりだった。


歌を歌う音を奏でる。ただそれだけでライブハウスに乗り込んできた。ジャニーズに付き物とされるダンスなんて一切なし。ステージのセンターにいる彼はテイシャツにジーンズ、スニーカー。マイクとハープの武器だけを持って挑発的な目を向けてくる。ポップスからJAZZ調、バラード。細部にまでこだわった楽器隊との音響とステージの雰囲気。どうだ!俺らが作る音楽は!と言わんばかりに。


このソロライブを、ソロコンという言葉を使う人がいる、間違ってはないのかもしれない。でもあれは間違いなくライブ。細かい言い回しだけど、ライブだったよ。

バンドとしてライブがしたい。そう言っていた過去。ジャニーズにいる事を葛藤していた時期。儚くて不安定で今にも消えてしまいそうで。そんな彼がいう、「関ジャニ∞ってグループでアイドルやってます」というその言葉。どれだけの思いが詰まっているのか計り知れない。

短いスパンで紡がれるその言葉に意地になっていると感じたこともあった。思い込もうとしてるのかなって。でも関ジャニ∞と書かれた∞マークの片方だけ赤く塗られた、あのテイシャツをきて、そこを大事そうにでもしっかりと握りしめてたその手に。「最近1人の仕事が多くて寂しかった。メンバーといれて楽しい。」と言っていたその言葉に、過去に囚われていたのは自分なんだと思った。関ジャニ∞が大好きで、ソロライブもそれを飛躍させる足がかりといった彼を純粋に逞しく思う。もうアイドルの葛藤があった、あの消えそうだった渋谷すばるはもういない。ジャニーズのアイドルとして、自分にしか出来ないことを、大切なグループのために切り開いて作り続けている渋谷すばる。最高にかっこいい。


楽器隊を率いてドセンで歌う真っ赤な歌歌い。「ファンの人が胸張れるアイドルになりたいじゃないですか」そういうすばるくんに、付いてきて間違いは無かったよ。あなたのファンをしてきた人生に胸を張れます。


渋谷すばるLIVETOUR2015

沢山の人に見てもらいたい。

見て後悔は絶対しない。